ゴールを祝う名古屋の選手たち [写真]=J.LEAGUE PHOTOS
2017明治安田生命J2リーグ第1節が26日に行われ、名古屋グランパスとファジアーノ岡山が対戦した。
風間八宏監督のもと1年でのJ1復帰を目指す名古屋が、クラブ史上初のJ1昇格を狙う岡山をホームに迎えての今季開幕戦。名古屋はGK楢崎正剛、FW玉田圭司、FW佐藤寿人らが、岡山はFW豊川雄太やFW伊藤大介らが先発に名を連ねた。
先にチャンスを迎えたのはアウェーの岡山。19分、左からのCKにパク・ヒョンジンが頭で合わせたが、シュートは枠の右へ逸れた。対する名古屋は36分、ゴール正面の位置で得たFKを内田健太が左足で直接狙う。シュートは枠の右を捉えたが、ここはGK櫛引政敏がセーブした。
試合が動いたのは41分。高い位置でボールを奪った名古屋は、櫛引一紀がアーリークロスを供給。ペナルティエリア中央に走り込んだ永井龍が右足ボレーをゴール左に突き刺し、先制点となった。このまま名古屋の1点リードで前半を折り返す。
後半に入り61分、名古屋はディフェンスラインの裏に抜け出した佐藤がGKと一対一となったが、左足で放ったシュートはわずかにポスト右へ外れてしまい、決定機を逃した。さらに66分、エリア内で粘った永井のラストパスを受けた佐藤が左足で狙ったが、今度は左ポストを直撃し、ここも追加点とはならなかった。
岡山は78分、エリア内左でパスを受けた大竹洋平が左足ダイレクトでシュートを放ったが、GK楢崎が指先でわずかに触れたボールは左ポストを叩いた。
すると84分、名古屋が貴重な追加点を挙げる。ドリブルでエリア手前中央に持ち込んだ和泉竜司が右方向へパスを通すと、これを受けた永井がワントラップから右足のシュートでゴールネットを揺らした。試合はこのまま終了し、永井の2得点で名古屋が岡山を下した。
次節、名古屋は3月4日にFC岐阜と、岡山は5日にロアッソ熊本と、それぞれホームで対戦する。
【得点者】
1-0 41分 永井龍(名古屋)
2-0 84分 永井龍(名古屋)
By サッカーキング編集部
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