JリーグがNTTドコモとトップパートナー契約を締結…VR技術を駆使した新エンタメ体験の構想も

会見に臨んだ村井チェアマン(左)と吉澤社長(右)

 Jリーグと株式会社NTTドコモはトップパートナー契約、同時にNTTグループはオフィシャルテクノロジーパートナー契約の締結を発表。村井満Jリーグチェアマン、吉澤和弘代表取締役社長が記者会見に臨んだ。

 村井チェアマンは、今年2月からサービスを開始した『DAZN for docomo』について触れ、「DAZNはドコモの尽力が大きい。大変心強い後ろ盾です。改めて、トップパートナーになれたことを嬉しく思います」とコメントした。

 自身も「小学校5年生から大学まで、就職してからも3年ほど草サッカーをやっていた」という吉澤社長は、「今回のトップパートナー契約はドコモとしても、個人としても非常に嬉しく思っています」と語る。また、『DAZN for docomo』の会員数が「55万人を超えております。人気のサービスになっている」と明かした。

 今後はNACK5スタジアム大宮を皮切りにスタートした「スマートスタジアム事業」に力を入れていくほか、全国各地のドコモショップとJリーグクラブが連動して「地域の創生や活性化につなげる(吉澤社長)」という構想もある。また、NTTグループが持つAR、VR、通信機能を使い「スタジアムを新しいエンターテインメントの場にしていきたい(吉澤社長)」と最新技術を駆使した新たな取り組みを行っていく。

 来月22日に県立鹿島サッカースタジアムで行われる、明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ 鹿島アントラーズ対セビージャの一戦では、スタジアムとネットを融合させた新たな試みを実施。「スコア予想&応援投稿キャンペーン」と銘打たれ、SNS等への応援投稿を通じてスコアを予想し、的中した応募者には抽選で選手のサイン入りグッズなどが贈られる。また、勝利チームを選択した応募者全員でdポイントが山分けする「dポイント山分けキャンペーン」の実施も発表された。

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