2018年のJ1が開幕した [写真]=J.LEAGUE
2018 明治安田生命J1リーグ第1節が23日から25日にかけて日本各地で行われた。
昨季のJ1王者である川崎フロンターレは、アウェイのジュビロ磐田戦で新シーズンの幕を開けた。24分、浮き玉のパスに反応した中村憲剛がヘディングで先制点をものにすると、43分には中村のクロスに谷口彰悟が頭で合わせて2点目を獲得。さらに、その2分後にはエドゥアルドがゴールを奪い、最終スコア3-0と連覇に向けて幸先のいいスタートを切った。
あと一歩のところでリーグ優勝を逃した鹿島アントラーズは、アウェイで清水エスパルスと対戦。ドイツから復帰した内田篤人を先発させた鹿島は、41分に相手にPKを与えてしまう。しかし、ここは守護神クォン・スンテに助けられた。その後、一進一退の攻防が続いた試合はスコアレスドローに終わった。
尹晶煥監督体制2年目を迎えたセレッソ大阪は、昨季の天皇杯決勝と同じ対戦相手の横浜F・マリノスと対戦した。17分、ペナルティエリア外から山中亮輔に強烈なミドルシュートを突き刺される。C大阪が同点に追いついたのは86分のことだった。昨季までキャプテンとしてチームを引っ張っていた柿谷曜一朗が値千金の決勝弾を決め、最終スコア1-1で試合終了のホイッスルを聞いた。
クラブ史上初のJ1に挑むV・ファーレン長崎は、同じく昇格組の湘南ベルマーレと激突した。開始早々に1点をリードされた長崎は、16分に田上大地がこぼれ球を押し込み、同点に追いついた。しかし80分に石川俊輝に勝ち越しゴールを許して、長崎のJ1デビューはほろ苦いものとなった。
アウェイでガンバ大阪と対戦した名古屋グランパスは、新戦力を含めたブラジル人トリオが躍動した。26分にガブリエル・シャビエルが同点弾を記録し、51分にはウィリアン・ホーシャがセットプレーからゴールを決め逆転に成功。その後1点を返されるものの、かつてブラジル代表として活躍したジョーが決勝点を奪って、チームに勝ち点3をもたらした。ジョーはJ1デビュー戦で1ゴール1アシストを記録した。
今節の結果と順位は以下の通り。
■J1第1節結果
▼23日(金)
サガン鳥栖 1-1 ヴィッセル神戸
▼24日(土)
FC東京 1-1 浦和レッズ
サンフレッチェ広島 1-0 北海道コンサドーレ札幌
ガンバ大阪 2-3 名古屋グランパス
湘南ベルマーレ 2-1 V・ファーレン長崎
▼25日(日)
ベガルタ仙台 1-0 柏レイソル
清水エスパルス 0-0 鹿島アントラーズ
ジュビロ磐田 0-3 川崎フロンターレ
セレッソ大阪 1-1 横浜F・マリノス
■J1順位表
1位 川崎(勝ち点3/得失点差+3)
2位 名古屋(勝ち点3/得失点差+1)
3位 湘南(勝ち点3/得失点差+1)
4位 仙台(勝ち点3/得失点差+1)
4位 広島(勝ち点3/得失点差+1)
6位 浦和(勝ち点1/得失点差0)
6位 FC東京(勝ち点1/得失点差0)
6位 横浜FM(勝ち点1/得失点差0)
6位 C大阪(勝ち点1/得失点差0)
6位 神戸(勝ち点1/得失点差0)
6位 鳥栖(勝ち点1/得失点差0)
12位 鹿島(勝ち点1/得失点差0)
12位 清水(勝ち点1/得失点差0)
14位 G大阪(勝ち点0/得失点差-1)
15位 長崎(勝ち点0/得失点差-1)
16位 札幌(勝ち点0/得失点差-1)
16位 柏(勝ち点0/得失点差-1)
18位 磐田(勝ち点0/得失点差-3)
■J1第2節日程
▼3月2日(金)
川崎 vs 湘南
C大阪 vs 札幌
柏 vs 横浜FM
▼3月3日(土)
名古屋 vs 磐田
FC東京 vs 仙台
鹿島 vs G大阪
神戸 vs 清水
長崎 vs 鳥栖
▼3月4日(日)
浦和 vs 広島
By サッカーキング編集部
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