J3福島、30歳DFサントスを獲得…05年に浦和所属、元U20ブラジル代表

　福島ユナイテッドFCは30日、ブラジル人DFサントスの加入が決定したと発表した。背番号は「33」。

　サントスは1987年生まれの30歳で、身長184センチメートルのDF。関東第一高校出身で、2005年に浦和レッズへ加入した。同クラブでは公式戦出場はなく、所属1年で退団。ブラジルへ帰国後、クルゼイロへ加入した。2006年にU－20ブラジル代表に選出され、キャプテンも担当。2007年からはポルトやウニオン・レイリアといったポルトガルのクラブでもプレーしている。2009年からは再びブラジルへ。移籍を繰り返して多くのクラブを渡り歩き、昨年はインテルポルトでプレーしていた。

　福島への加入にあたり、サントスは以下のようにコメントしている。

「日本に戻ってこられて嬉しいです。Jリーグにリベンジするチャンスをくれた福島ユナイテッドFCには大変感謝しております。チームのため、自分自身のために精一杯頑張ります。福島の皆さま、よろしくお願いいたします」

　福島は今季、明治安田生命J3リーグ第4節を終えて2勝1分け1敗、勝ち点「7」で4位につけている。次節は4月1日、FC琉球をホームに迎える。