広島のC.R.Mに就任した森崎和幸氏 [写真]=J.LEAGUE
サンフレッチェ広島は31日、昨季限りで現役を引退した森崎和幸氏が2019シーズンよりクラブ・リレーションズ・マネージャー(C.R.M)に就任すると発表した。
広島は、C.R.Mの業務内容について「対外的には、パートナー企業、サポーター、ホームタウン、行政機関、メディアなど、クラブを支えてくださる皆さまとクラブをつなぐ存在として、多方面に渡って活動してまいります。また、クラブ内の役割としては、フロント事業に比重を置き、チームとフロントの架け橋となり、サポート役として、選手として積み重ねてきた高い経験値を活かしていきます」と説明している。
C.R.M就任が決まったことを受け、森崎は広島のクラブ公式HPでコメントを発表。意気込みを述べた。
「このたび、クラブ・リレーションズ・マネージャー(C.R.M)としてクラブに関わらせていただくことになりました。サンフレッチェ広島で過ごした19年間のプロ生活では、選手としてクラブに支えていただきました。現役を引退したこれからは、選手時代には見えなかったクラブのことを学び、チームとクラブの架け橋になることで力になれればと考えています」
「それだけでなく、クラブとスポンサー企業の皆さま、チームをいつも応援してくれているサポーターの皆さまを、より深くつなぐことができるように努めていきたいと考えています。自分自身もまだまだクラブの在り方について勉強している身ではありますが、少しずつ成長、吸収し、この新たなC.R.Mという役職を全うできればと思います。引き続き、サンフレッチェ広島の応援をよろしくお願いいたします」
森崎は1981年5月9日生まれの現在37歳。広島の下部組織出身で、1999年に2種登録選手としてクラブ史上初めて高校生としてJリーグのピッチに立った。翌2000年に同クラブのトップチームに昇格。以降は広島一筋を貫き、J1リーグ通算430試合出場19得点、J2リーグ通算74試合出場3得点を記録した。なお、2016年限りで現役を引退した森崎浩司は、双子の弟にあたる。
By サッカーキング編集部
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