元日本代表MFの藤本淳吾が現役引退を発表 [写真]=Getty Images
SC相模原は27日、MF藤本淳吾が2022シーズン限りで現役引退すると発表した。
現在38歳の藤本は、神奈川県大和市の出身。桐光学園高校と筑波大学を経て、2006年清水エスパルスに入団。2011年からは名古屋グランパスでプレーし、2014年に横浜F・マリノス、2016年にはガンバ大阪へと移籍した。2019年には京都サンガF.C.に期限付き移籍した後、翌年はSC相模原へ完全移籍で加入した。Jリーグ全てのディビジョンを併せて417試合に出場し、67得点を記録した。また、日本代表としても通算13試合に出場。2011年のアジアカップでは、優勝メンバーの一員となっている。
藤本は所属事務所である「ジャパン・スポーツ・プロモーション」を通じてコメントを発表。
「私、藤本淳吾はこの度引退する事を決意いたしました。
思い返せば、物心がついた時にはもうサッカーをしており、プロになってからは17年が経ちました。
名古屋グランパスに在籍していた時に応援してくれていた小学生のサポーターが、成長して免許を取り、今年はお母さんを乗せてSC相模原の試合へ応援に来てくれました。
その出来事はとても嬉しく、また、17年の長さと短さを実感しました。
プロ2年目の時に生まれた長男はもう高校生になります。
あと3年待てば、もしかしたら一緒に試合ができるのではという期待もありました。
ですが、「あと3年足りなかった」ではなく、「17年ものあいだ、プロサッカー選手として多くの子供達に影響を与えられたのではないか」と考えるようにしたいと思います。
良い時もあり、同じように挫折や苦悩の時もありましたが、本当に多くの方々の支えがあったからこそ、ここまで走り続けることが出来ました。
多くの声援を送って頂き、本当にありがとうございました。
藤本淳吾」
By サッカーキング編集部
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