湘南での武者修行を終えた谷晃生がG大阪に復帰 [写真]=金田慎平
ガンバ大阪は28日、湘南ベルマーレへと期限付き移籍していたGK谷晃生が、2023シーズンより同クラブに復帰することを発表した。
谷は2000年11月22日生まれの現在22歳。G大阪のジュニアユース、ユースと歩みを進め、高校3年生だった2018年に“飛び級”でトップチームに昇格した。しかし、G大阪には正守護神としてGK東口順昭が君臨していたことから、定位置の確保には至らず。2018シーズンはJリーグYBCルヴァンカップで1試合の出場にとどまり、G大阪U-23の一員として明治安田生命J3リーグが主戦場となった。2020年に期限付き移籍で湘南に加入。最終的には3シーズンに渡って湘南の守護神として活躍し、2022シーズンは明治安田生命J1リーグで31試合に出場していた。
また、各年代別の日本代表にも名を連ねており、2021年には東京オリンピックに臨むU-24日本代表に選出。正守護神として全6試合でゴールマウスを守った。2021年8月にはA代表に初選出。2022年7月に行われたEAFF E-1サッカー選手権の韓国代表戦で代表デビューを飾っていた。
期限付き移籍期間満了に伴い、谷は湘南のクラブ公式HPを通してコメントを発表。クラブへの愛情や3年間の感謝を表現した。
「まず初めにファン、サポーターの皆さん、そしてベルマーレに関わる全ての方々に心から感謝しています。皆さんに支えられ3年間ベルマーレでプレーすることができました。正直ここに来た時、このクラブを、このチームをここまで好きになるとは想像もしていなかったです。それだけここにいた3年は自分にとってとても大切で有意義な時間でした。どんな時もここでの時間を忘れることはありません。これからも支えてもらった皆さんに対しての感謝の気持ちをサッカー選手としてピッチの上で表現し続けたいと思います」
「チームは変わりますが、谷晃生はまだまだ、もっともっと上を目指し成長します。引き続き応援していただけると嬉しく思います。(対戦する時以外 笑)これからもベルマーレは自分にとって特別なチームです。皆さん!また会いましょう!」
また、4シーズンぶりの復帰が決まったG大阪の公式HPでは、以下のように意気込みを語っている。
「皆さん、ただいま!4シーズンぶりに戻ってまいりました、谷晃生です。再びガンバ大阪のエンブレムを背負ってプレーできると思うと、とても幸せに思います。ふるさとに帰ってくるような懐かしい気持ちと、新しいチームに来るようなワクワクする気持ちと、皆さんに忘れられているんじゃないかという不安な気持ちが入り混じっています。2023年はガンバ大阪にとっても、自分自身にとっても、とても大切な一年になると思います。誰よりも野心を持って、覚悟を持って、チームのため、勝利のためにプレーする姿をピッチの上で見せたいと思います。応援よろしくお願いします」
By サッカーキング編集部
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