現役を引退した伊東(写真は昨年4月のもの) [写真]=兼子愼一郎
大分トリニータは27日、2022シーズンまで所属していたDF伊東幸敏が現役引退することを発表した。
現在29歳の伊東は静岡学園高等学校から2012年に鹿島アントラーズに加入。2021年にはジェフユナイテッド千葉へと完全移籍すると、2022年に大分に加入した。2022シーズンは明治安田生命J2リーグで15試合、YBCルヴァンカップで2試合、天皇杯で2試合に出場。しかし、今年1月5日に契約満了に伴い、2023シーズンの契約を更新しないことが発表されていた。
キャリア通算ではJ1リーグで76試合出場、J2リーグで21試合出場、J3リーグで4試合出場、ルヴァンカップで13試合出場、天皇杯18試合出場1得点を記録した。
現役を引退することが決定した伊東は大分のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「昨シーズン限りで引退することを決断しました。まだ年齢的なところなどを考えると本来ならプレーすべきと言うのは分かっていたものの心身共にプロの世界でプレーする事を諦めてしまいました。そういった面で家族やファン、サポーターの皆様には申し訳ない気持ちです」
「それでも僕の中ではサッカーは人生の一部ではなく、僕の人生の全てといっても過言ではありません。プレーすることは辞めてしまいますが、サッカーに関わり続ける事は一生辞めたくはありません。これからもどこかでサッカーファミリーとして関わってくれた全ての皆様と縁があることを楽しみにしています。そして『サッカー』で家族、周りの方を幸せにできるようにこれからも努力して行きたいと思います!」
By サッカーキング編集部
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