札幌戦で2得点の細谷真大 [写真]=J.LEAGUE via Getty Images
明治安田生命J1リーグ第29節が30日に行われ、北海道コンサドーレ札幌と柏レイソルが対戦した。
6月に行われた前回対戦は、壮絶な打ち合いの末に札幌が5-4で勝利していた今カード。柏は勝ち点差「5」の最下位・湘南ベルマーレに追いつかれないためにも、敵地で雪辱を果たしたいところだ。
序盤からハイテンポの攻防が繰り広げられるなか、柏が21分に試合の均衡を破る。マテウス・サヴィオがピッチ中央で相手DFのサイドチェンジをインターセプトし、前方にスルーパスを供給。抜け出した細谷真大が、右足でゴール右下へと流し込んだ。
38分、柏がリードを広げる。左サイドの深い位置からジエゴが低く速いクロスをペナルティエリア中央へ供給。待ち構えていた細谷は落ち着いてボールを止めてから右足で押し込み、今季リーグ戦での得点数を「12」に伸ばした。
2点ビハインドで折り返した札幌は、52分に1点を返す。小林祐希がペナルティエリア中央へ浮き球を供給。抜け出した浅野雄也はシュートを打つ前に相手GKの飛び出しに阻まれたが、こぼれ球にスパチョークが反応して押し込んだ。
後半に入ってから攻勢を強める札幌だが、柏の粘り強い守備を攻略することができない。最後まで耐えた柏が、リードを守り切って残留に向けて大きな勝ち点「3」を得た。
次節、札幌は10月21日に敵地で横浜F・マリノス、柏は同20日に敵地で浦和レッズと対戦する。
【スコア】
北海道コンサドーレ札幌 1-2 柏レイソル
By サッカーキング編集部
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