浦和のDFリーダーがカタール移籍決定 [写真]=清原茂樹
浦和レッズは9日、同クラブに所属していたDFアレクサンダー・ショルツの新天地がカタール・スターズリーグ(カタール1部リーグ)のアル・ワクラに決まったことを発表した。なお、アル・ワクラ側の発表によると、契約期間は2026年6月30日までの2年間だという。
ショルツは1992年10月24日生まれの現在31歳。デンマーク出身で、母国のヴェイレBKでプロデビューを飾ると、その後はベルギーのスタンダール・リエージュやクラブ・ブルッヘ、母国のミッティランなどを渡り歩いた。スタンダール・リエージュ時代の2015年6月、ミッティラン時代の2020年11月には、デンマーク代表に招集されたこともある。
2021年夏には完全移籍で浦和へ加入。即座にセンターバックで不動の立ち位置を確立し、守備面での安定感とビルドアップでの貢献を武器に、攻守両面で浦和を支えた。浦和ではこれまでに公式戦通算135試合に出場して21ゴールを記録。天皇杯JFA第101回全日本サッカー選手権大会や、2022シーズンのAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)では優勝に大きく貢献した。
在籍4年目となる今シーズンは副キャプテンに就任し、これまで2024明治安田J1リーグで13試合出場1ゴール、JリーグYBCルヴァンカップで1試合出場を記録。だが、6月28日付で海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、チームを離脱することが明かされていた。
ショルツの新天地となるアル・ワクラは、過去2度のカタール・スターズリーグ優勝を誇るクラブ。2016-17シーズンには2部降格の憂き目を見たものの、2018-19シーズンに昇格を決めて以降は、1部に身を置いている。2023-24シーズンはカタール・スターズリーグを4位でフィニッシュ。2024-25シーズンは、Jリーグからサンフレッチェ広島が出場予定のAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)に参戦する。
By サッカーキング編集部
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