イニエスタが現役引退へ [写真]=Getty Images
今夏にエミレーツ・クラブ(UAE)を退団し、無所属となっているMFアンドレス・イニエスタが、現役引退を決断したようだ。1日付で、スペインメディア『Relevo』が報じている。
スペインのフットボール史を動かしたゴールから14年、アンドレス・イニエスタが別れを告げる瞬間が近づいてる。『Relevo』によると、今夏にエミレーツ・クラブを退団した同選手は、家族がドバイでの生活に快適さを感じていることから、UAEでプレーを続ける選択肢を模索してきたものの、40歳という年齢でプロキャリアに終止符を打つことを決めたとのことだ。正式な発表日は、自身を象徴する背番号『8』に伴い、今月8日が予定されていることを明らかにしている。
また同日、イニエスタは自身の公式Xを更新。選手本人が描かれたグラフィティに、「to my Future」の文字が記される動画とともに、「COMING SOON 8 10 24」と綴ったポストを投稿しており、2024年10月8日に将来に関する発表をすることを示唆した。
1984年5月11日生まれのイニエスタは現在40歳。ラ・マシアが輩出した稀代の天才パサーは、16年間在籍したバルセロナでラ・リーガやチャンピオンズリーグを筆頭に35タイトルを獲得した後、2018年夏にヴィッセル神戸に加入。ここでも、クラブ史上初となる天皇杯優勝に貢献した。さらに、スペイン代表として国際Aマッチ通算126試合に出場し、EURO2008、南アフリカW杯、EURO2012の前人未到となる主要大会3連覇の立役者に。特に、母国とダニエル・ハルケに初優勝をもたらした南アフリカW杯・決勝戦のゴールは、永遠に語り継がれていくことになるだろう。
By サッカーキング編集部
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