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決勝アシストの宇津木「レギュラーとサブの差はなくなってきた」

2015.05.28

フル出場した宇津木 [写真]=嶋田健一

 キリンチャレンジカップ2015が28日に行われ、なでしこジャパンとイタリア女子代表が対戦。なでしこジャパンは、52分に大儀見優季がゴールを挙げ、1-0と勝利した。

 左サイドからのクロスで決勝ゴールをアシストした宇津木瑠美は試合後、サイドバックでの出場について、「求められていることは一つではないと感じている」とコメント。今合宿ではボランチ起用が続き、サイドバックでの練習は昨日が初めてだったというが、「探り探りの面はあったし準備の時間はあまりなかったが、それでも出場させてもらえるというのは光栄なこと。その中で課題も出て意味のある試合になりました」と振り返った。

 連覇を狙う女子ワールドカップが6月に迫る中、「日本はレギュラーとサブの差はなくなってきていると思う。年々レベルは上がっている」と口にする。「日本は世界一になって研究されているはず。だからいろんな策を考えないといけない。宮間(あや)選手のトップ下や、鮫島(彩)選手のサイドハーフもその一つ。そうやっていろんな選手の可能性が広がっていったらいい」と、チーム力向上への思いを明かした。

 なでしこジャパンは、ワールドカップ・グループステージで、スイス(6月8日)、カメルーン(12日)、エクアドル(17日)と対戦する。

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