イベントで笑顔を見せた澤穂希 [写真]=瀬藤尚美
6月に開幕を控えたFIFA女子ワールドカップ カナダ 2015に出場するなでしこジャパン(サッカー日本女子代表)の全選手と、佐々木則夫監督が東京ミッドタウンで行われたイベント「朝日新聞サッカー応援イベント『なでしこらしく。』」に登場した。
翌6月1日に、決戦の地カナダへと向かうなでしこジャパンが、サポーターに直接意気込みを話す機会となった今回。6大会連続のW杯出場となるMF澤穂希は、約1年ぶりの代表復帰戦となった24日のニュージーランド戦で1得点を挙げ、健在をアピール。同大会が最後のW杯になることを示唆しているが、「厳しい戦いが続くと思いますが、責任と覚悟を持って、しっかりチーム一丸となって戦ってきます」と話すと、会場のサポーターは大拍手で送り出す。
また、「代表というところは指定席もなく、本当に特別なところで。こういう素敵な仲間と一緒に戦えるのは幸せです」と、6大会連続のW杯を前に心境を語った。
36歳となった澤はチーム最年長。直前の挨拶で2番目にベテランの安藤梢が、チームでは癒していく存在か、リーダーシップをとっていく存在になるかを聞かれると、「リーダーシップ派でいきます!」と即座に応えたことに対して、澤は「癒し系で」とすぐに回答し、会場を笑わせるなど、リラックスしている一面ものぞかせている。
1日にカナダへ飛び立つなでしこジャパンは、8日に大会初戦のスイス戦を迎える。