イランの主将アシュカン・デジャガ [写真]=Getty Images
日本代表は28日、AFCアジアカップUAE2019準決勝でイラン代表と対戦。大迫勇也の2得点、そして終了間際に原口元気がダメ押しとなる3点目を挙げ、2大会ぶりの決勝進出を決めた。
試合後、イランの主将であるアシュカン・デジャガは、「今日は本当にタフなゲームだった」と振り返り、「0-1になるまではいいゲームができたと思っている。フィフティフィフティだったが、0-1になってからは簡単にゴールを許してしまった」と、大迫勇也が日本にもたらした先制点のシーンを悔やんだ。
「最初のゴールで委縮してしまった。あのプレーはチーム全体でのミスだ。この大会で初めての失点だったし、チームがショックを受けてしまった。ああいったミスが起こり、パニックになってしまったんだ。日本のようなチームと対戦するのであれば、一秒たりとも集中を欠いてはいけない」
セルフジャッジをしてしまったが故に一瞬動きが止まってしまったミスを悔いる一方で、「我々はチームであり、負けることも、勝つことも皆が一緒だ」と、誰か個人の責任ではないと話した主将は、「この結果を受け入れるのは難しい。でも、これがフットボールだし、頭を上げなくてはいけない。日本はいい試合をし、そして勝利した」と、敗戦直後の心境を話してくれつつ、日本代表を称えている。
日本戦ではイランサポーターがスタジアムに駆け付け、声を出し続けたが「彼らに謝りたい。常に後押しをしてくれた」と、2万人以上が来場した観客の多くを占めた自国サポーターに謝罪。最後は「ここからまたカムバックしたい」と、敗戦から再び立ち上がり、リベンジすることを誓っている。
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By サッカーキング編集部
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