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U23日本代表、オーバーエイジは「かなり難しい交渉」 山本昌邦TDが状況を説明「ギリギリまで努力を続ける覚悟をもって交渉を」

2024.05.30

会見に出席した山本昌邦TDと大岩剛監督

 日本サッカー協会(JFA)は30日に都内で会見を行い、U-23日本代表のメンバーを発表。会見に登壇したU-23日本代表大岩剛監督と山本昌邦ナショナルチームダイレクターがメディア取材に応じた。

 パリオリンピック2024(パリ五輪)を控えるU-23日本代表は、6月7日と11日にU-23アメリカ代表との国際親善試合に臨む。パリ五輪本大会のメンバー登録は18人だが、今回は25人が招集されたことについて、大岩監督は「オリンピックに向けての最後の活動になるので、しっかりとチーム力と競争力を今以上に上げるために、この人数でお願いしました。『AFC U23アジアカップ カタール2024』に呼んでいなかった選手たちも、今現在のコンディションや活躍を見ながら、今回招集させていただきました」と答えた。

 パリ五輪ではオーバーエイジの使い方についても注目が集まる。山本昌邦ナショナルチームダイレクターは、オーバーエイジについて、「長い時間をかけて丁寧に進めています。ただ、たくさんのハードルがありまして、個人の意思や所属クラブの了承を取らないといけないです。(日本サッカーの)成長の証であるとは思いますが、その選手が移籍する場合は、移籍先の了承も取り付ける必要があり、A代表には移籍の可能性が高い選手も多いので、移籍先が決まったとして、そこから交渉に入る形になります。そのハードルはかなり高く、難しい状況だと思っています」とコメント。

 そして、「メンバー登録のギリギリのところまで鋭意努力を続ける覚悟をもって、交渉を続けていく」としつつも、「本当に複雑なことですし、A代表の選手たちが大きなクラブで本当に必要とされていて、(日本サッカーがこれまでと)違うステージに到達しているということです。所属クラブの監督が決まっていない場合もありますし、かなり交渉が難しいところではあります。今回のパリ五輪のチームだけでなく、今後選手たちが成長していけば、(世代別代表への招集は)さらに難しい交渉になっていくんだろうなと思っています」と説明した。

 さらに、候補となる選手については、「彼らも(行きたい)気持ちはありますが、移籍先が決まらないなかで、この五輪のチームに迷惑をかけたくない思いもあるというデリケートなところです。『行きます』と本人が言っても、そのなかで突然大きな移籍が動き出すと、五輪の期間で行うはずであったクラブでの大事な時期のトレーニングができなくなってしまう。とてつもないレベルで競争しているので、ポジションが取れなければ、9月のA代表の予選にも呼ばれなくなってしまうリスクがある」と配慮を語り、「FIFAワールドカップが頂点として、五輪での成長は欠かせないと思いますが、難しい選択になりますし、選手にそれを背負わせるのは我々としても避けたいので、そのなかでギリギリの選択となります」と、インターナショナルマッチウィーク以外での代表招集が極めて難しい状況であることを説明していた。

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By サッカーキング編集部

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