次にスターの階段を登るのは誰だ? [写真]=Getty Images
国際サッカー連盟(FIFA)は、今年ブレイクした22歳以下の若手選手11人を紹介した。
■ドミニク・ソランケ(FW/20歳/イングランド)
最初に紹介されたのは、イングランド代表FWのソランケだ。今年韓国で行われた2017 FIFA U-20ワールドカップで代表チームを優勝に導き、MVPにあたるゴールデンボールを獲得したソランケは、今夏の移籍市場で育成年代から所属していたチェルシーを離れリヴァプールへと加入した。今シーズンはプレミアリーグで12試合に出場している。
■フェデリコ・バルベルデ(MF/19歳/ウルグアイ)
デポルティーボに所属するバルベルデは、同じくU20W杯に出場しチームを4位に導き、ソランケに次いでシルバーボールを獲得した。今シーズンはリーガ・エスパニョーラで15試合に出場し、チームを牽引している。
■ジョシュア・サージェント(FW/17歳/アメリカ)
サージェントも2017年のヤングスターに選出された。2000年生まれの17歳はU20W杯でプレーすると、グループリーグで2試合連続得点を記録。決勝トーナメント1回戦でも先制ゴールを奪い、チームの準々決勝進出に貢献した。来シーズンにはブンデスリーガのブレーメンへ移籍が決まっている。
■ジャン・ケヴィン・オギュスタン(FW/20歳/フランス)
今夏大型補強した煽りを受けてパリ・サンジェルマンからライプツィヒへ移籍したオギュスタンは、ドイツで11試合3ゴールと成長の一途を辿り、前半戦を5位で折り返したチームの中で存在感を示している。FIFAはオギュスタンを「計り知れないポテンシャルの持ち主」と評し、今後に向けて期待を表した。
■ルイス・クック(MF/20歳/イングランド)
U20W杯でキャプテンとしてイングランドを優勝に導いたクックは、2年目を迎えるボーンマスで定期的に出場機会を得ており、11試合に出場している。11月にはA代表に選ばれた。
■レオン・ゴレツカ(MF/22歳/ドイツ)
FIFA コンフェデレーションズカップ ロシア 2017でドイツ代表として出場したゴレツカは、グループリーグで1ゴール、準決勝のメキシコ戦では開始早々に2ゴールを奪い、勝利に貢献した。決勝戦でも後半アディショナルタイム2分まで出場し、ドイツの初優勝の立役者となった。今シーズンはシャルケで11試合4ゴールを奪い、ブンデスリーガで2位につけるチームを牽引している。
■イルビング・ロサノ(FW/22歳/メキシコ)
コンフェデ杯にメキシコ代表として出場したロサノは、グループリーグで1ゴールを記録し、チームの中で期待以上の働きを行った。同大会の活躍が認められ、オランダのPSVに今夏移籍を果たすと、リーグ戦で16試合出場11ゴールをあげる大活躍を披露している。
■フィル・フォーデン(MF/17歳/イングランド)
インドで行われたU-17ワールドカップにイングランド代表として出場したフォーデンは、同大会の決勝戦で1ゴールを決め、同試合のMVPに輝いた。所属するマンチェスター・Cでは、11月に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節で公式戦デビューを果たすと、ジョゼップ・グアルディオラ監督も絶賛するプレーを見せつけた。
■ライアン・ブリュースター(MF/17歳/イングランド)
U17W杯で大会通算8ゴールを挙げ、ブリュースターは得点王に輝いた。爆発的な加速力を武器にU17イングランド代表のエースとして君臨しているブリュースターは、リヴァプールトップチームデビュー間近だと囁かれている。FIFAも「ターボエンジンを持っているストライカー」と評した。
■ヤン・フィーテ・アルプ(FW/17歳/ドイツ)
今シーズントップチームに昇格した17歳のアルプは、ハンブルガーSVで9試合2ゴールを挙げており、ブンデスリーガ第10節から7試合連続でピッチに立っている。U17W杯でも5ゴールを奪い、次世代のスター選手としてビッグクラブから注目を浴びているという。
■ジェイドン・サンチョ(FW/17歳/イングランド)
2017 UEFA U-17欧州選手権で大会MVPを獲得し、サンチョの名前は世に知れ渡るようになった。続けてイングランド代表として出場したU17W杯では3ゴールを奪い、準優勝に貢献したサンチョは、今夏にマンチェスター・Cからドルトムントへ移籍したものの、ここまで出場機会を得られていない。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト