リヴァプール所属の元イングランド代表MFスティーヴン・ジェラードが、チームメートのイタリア代表FWマリオ・バロテッリを擁護した。イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
今夏の移籍市場でリヴァプールへ加入したバロテッリは、リーグ戦で無得点の状況が続いている。28日に行われたスウォンジーとのキャピタル・ワン・カップ4回戦ではゴールを挙げたが、かつてリヴァプールで活躍した元イングランド代表DFのジェイミー・キャラガー氏から批判を受けるなど、周囲を納得させる成績は残せていない。
同選手に関して、ジェラードは「ジェイミーの意見は尊重しなければいけない。でも、マリオにはゴールを挙げるための時間が必要なんだ。リヴァプールに残る価値のある選手だと周囲に示さなければならない。僕は、彼を10試合で判断しないよ」と語り、バロテッリに評価を下すのは時期尚早だとの考えを明かした。
さらに、ジェラードは「彼はハードワークをしているし、追加でシュート練習も行っている。その姿勢には感銘を受けているんだ」と述べ、ゴールを挙げるためにバロテッリが努力していることを強調していた。