CFで出場もノーゴールに終わったウォルコット [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第4節が29日行われ、ニューカッスルとアーセナルが対戦した。
3試合を終えてここまで2得点と決定力不足に悩まされているアーセナルは前節のリヴァプール戦も攻め続けたが最後までゴールが奪えずスコアレスドローに終わった。この試合ではFWオリヴィエ・ジルーではなく、最前線にセオ・ウォルコットを起用して臨んだ。そのアーセナルをホームに迎えるニューカッスルは開幕から勝ち星がなく、苦戦を強いられている。
アーセナルがボールを支配して試合を進める中、ニューカッスルはアクシデントに見舞われる。16分、アレクサンダル・ミトロヴィッチがボールを奪いに行った際にフランシス・コクランの足を踏みつけてしまうと主審は迷わず一発退場を命じ、早くも数的不利となってしまう。その後はアーセナルがさらに攻勢を強めることになったが、アレクシス・サンチェスやウォルコットのシュートはニューカッスル守備陣のブロックに阻まれ得点には至らず、0-0のまま試合は後半へ。
試合が動いたのは52分。アーセナルのアーロン・ラムジーが強烈なミドルシュートを放つと、GKが弾いたボールをエリア内右にいたアレックス・チェンバレンが拾い右足一閃。ファブリシオ・コロッチーニにあたってわずかにコースが変わったシュートは左ポストを叩いてゴールラインを割った。なかなか得点が奪えなかったアーセナルだが、オウンゴールで先制に成功する。
その後も攻め続けたアーセナルは追加点こそ奪えなかったもののニューカッスルに反撃を許さず1-0で勝利。ニューカッスルの今シーズン初勝利はお預けとなった。
次節、ニューカッスルはアウェーでウェスト・ハムと、アーセナルはホームでストークと対戦する。
【得点者】
0-1 52分 OG(ファブリシオ・コロッチーニ)(ニューカッスル)