岡崎と吉田の日本人対決実現ならず…レスターが土壇場弾でドロー決着

岡崎慎司

サウサンプトン戦で先発出場したレスターFW岡崎慎司 [写真]=Getty Images

 プレミアリーグ第9節が17日に行われ、日本代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンと、同代表FW岡崎慎司の所属するレスターが対戦した。吉田はベンチスタート。岡崎が2トップの一角で5試合連続の先発出場を果たした。

 リーグ戦9位につけるサウサンプトンが、ホームのセント・メリーズに5位のレスターを迎えての一戦。吉田と岡崎が同時にピッチに立てばプレミア史上2度目の日本人対決となる。初の対決は、2013年1月のサウサンプトン対マンチェスター・Uで、吉田と香川真司(現ドルトムント)がともに先発出場を果たし、実現していた。

 先制したのはサウサンプトン。21分、右CKからドゥシャン・タディッチのボールに、ニアサイドでジョゼ・フォンテが頭で合わせて、ゴール左隅に流し込んだ。さらに37分、サウサンプトンが追加点を獲得する。左CKのショートコーナーから、ジェームズ・ウォード・プラウズのクロスに、グラツィアーノ・ペッレが頭で合わせるが、シュートは右ポストを直撃。フィルヒル・ファン・ダイクがこぼれ球にいち早く反応し、押し込んだ。前半はサウサンプトンの2点リードをで折り返す。

 追いつきたいレスターは、ジェフ・シュルップと岡崎を下げてネイサン・ダイアーとリヤド・マフレズを投入し後半を迎えた。サウサンプトンは60分、ヨルディ・クラーシとセドリック・ソアレスを下げて、スティーヴン・デイヴィスと吉田をピッチに送り出した。

 すると66分、レスターが1点を返す。右サイドのダイアーからのクロスに、中央のジェイミー。ヴァーディがヘディングで押し込み、ゴールネットを揺らした。ヴァーディは6試合連続で今シーズン8ゴール目となった。さらに後半アディショナルタイムの91分、マフレズのスルーパスでエリア内右に抜け出したヴァーディが、フリーで右足を振り抜き、シュートをゴールに突き刺した。ヴァーディの今シーズン9点目でレスターが同点に追いついた。

 試合はこのままタイムアップを迎え、2-2の引き分けで終わった。サウサンプトンは連勝が3でストップ。レスターは連勝を逃した。なお、吉田は60分から途中出場。岡崎は先発出場するが、前半のみで交代となった。

 サウサンプトンは次節、25日にアウェーでリヴァプールと対戦。レスターは24日にクリスタル・パレスをホームに迎える。

【スコア】
サウサンプトン 2-2 レスター

【得点者】
1-0 21分 ジョゼ・フォンテ(サウサンプトン)
2-0 37分 フィルヒル・ファン・ダイク(サウサンプトン)
2-1 66分 ジェイミー・ヴァーディ(レスター)
2-2 90+1分 ジェイミー・ヴァーディ(レスター)

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