マンチェスター・Cを率いるマヌエル・ペジェグリーニ監督が、プレミアリーグの日程に関して、「信じられない」と不満を漏らした。29日付のイギリス紙『デイリーミラー』が伝えている。
5月4日にチャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグのレアル・マドリード戦を敵地で迎えるマンチェスター・C。そのため同クラブは、5月1日に予定されている敵地でのプレミアリーグ第36節サウサンプトン戦を早めに開催してほしいと同リーグに求めたが、拒否されてしまった。
プレミアリーグやイングランドサッカー協会(FA)に不満を露わにしたペジェグリーニ監督は「信じられないことだよ」とコメント。「他のリーグを見てみてくれ。イタリアではCLを戦うチームは金曜日に国内の試合をこなしているよ」と続け、他国のリーグを引き合いに出して対応の差を嘆いた。
また、「CLで勝ち続けないと、来シーズンの枠が減ってしまうんだよ。(日程の改善は)イングランドのサッカー界にとって良いことだと思う。我々はイングランドを代表してるんだ」と続け、プレミアリーグ全体のためにも日程を考慮することが必要だと説いた。
一方、CL準決勝の対戦相手であるレアル・マドリードは、4月30日にリーガ・エスパニョーラ第36節レアル・ソシエダ戦を戦うため、マンチェスター・Cより“約1日”多く休養期間があることになる。同監督は「なぜ24時間早めることもできないんだ? 少なくとも、我々はレアル・マドリードと同じ準備の時間は得られるはずなのに」と、改めて日程への不満を漏らした。