マンチェスター・Uのジョゼ・モウリーニョ監督に、大きなペナルティが与えられることになりそうだ。30日付けのイギリス紙『サン』が報じている。
17日のプレミアリーグ第8節リヴァプール戦前に主審に対する不適切な発言があったとしてFA(イングランドサッカー協会)から罰金を科されていたモウリーニョ監督。29日に行われた第10節バーンリー戦でも、ハーフタイムに主審へ抗議したことにより退席処分を命じられ、後半戦をスタンドから見守った。
退席処分を受けた時点で、同監督には1試合のベンチ入り禁止と8000ポンド(約100万円)の罰金が言い渡されている。しかし同紙によれば、FAはこの行為を調査対象としており、さらなる処罰が下される可能性が浮上した。最大で4試合で指揮をとることができなくなる見込みで、場合によってはスタジアムへの入場も認められない可能性があるという。バーンリー戦で笛を吹いたマーク・クラッテンバーグ主審のマッチレポートに記載される内容により、処罰が決定される。
なお同監督は、昨年チェルシーを指揮していた時期に執行猶予付きの「1年間スタジアム入場禁止」というペナルティを与えられているが、13日に猶予期間が終了し解除されたばかり。しかし新天地でも再び問題を抱えることになってしまった。