モウリーニョ監督、デパイとシュナイデルランに言及「彼らは選択肢にない」

　マンチェスター・Uのジョゼ・モウリーニョ監督が、同クラブに所属するオランダ代表FWメンフィス・デパイとフランス代表MFモルガン・シュナイデルランについて言及した。6日付のイギリス紙『デイリーメール』など複数のメディアがコメントを伝えている。

　昨シーズンからマンチェスター・Uに加入しているデパイは、今シーズンわずかに公式戦8試合の出場でノーゴール。また、デパイ同様に昨シーズン、サウサンプトンから移籍してきたシュナイデルランも今シーズンの公式戦出場は8試合にとどまっている。モウリーニョ監督は、出場機会を十分に与えていない両選手について厳しい評価を下した。

「状況は彼ら二人とも全く同じようなものだ。私は彼らが出ていくのを止めないし、クラブも良いオファーがあれば容認するだろう。彼らは私の選択肢にないからね」

　また、デパイとシュナイデルランのコンディションにも言及し、「通常の状態であれば、彼らは明日の試合に選出されるだろう。数週間前のような100パーセントの状態を待っているから、選出されないがね」と、7日のFAカップ3回戦レディング（2部）戦の欠場を明言。状態の悪さに苦言を呈した。

　同紙によると、シュナイデルランには5クラブが興味を示しており、エヴァートンからはオファーがあった模様。一方のデパイにも同じくエヴァートンやローマがレンタル移籍での獲得に関心を示しているという。出場機会が得られない両選手は今冬にもマンチェスター・Uを退団することになるのか、去就に注目が集まる。