マンチェスター・Uのベルギー代表MFマルアン・フェライニが、中国スーパーリーグのクラブへ売り込みをかけていたようだ。イギリス紙『デイリーメール』が2日付で報じている。
その伝えるところによると、フェライニが天津権健に自らを売り込んでいたという。しかしながら、同クラブのファビオ・カンナヴァーロ監督曰く、「私が代理人に別の選手を探していると告げた」ことで移籍話は立ち消えになったようだ。
また、同紙はカンナヴァーロ監督率いる天津権健がエヴァートンのベルギー代表FWロメル・ルカク獲得も画策していることについても触れた。同監督は「問題なのはエヴァートンだ。彼らはまず行かせようとしないだろう」と語り、現時点での可能性は低いとしている。
さらに「ルカクが若いということは問題ではない」と続け、同選手の年齢は問題にならないとした。その理由に、今冬にチェルシーから上海上港へ移籍したブラジル代表MFオスカルの例を挙げている。
「ルカクは中国にとってパーフェクトな存在になりうる。オスカルを見てみよう。彼は25歳でチェルシーから上海上港へ移った。なぜだと思う?それはサッカーが世界中でサッカーだからだ。全ての選手は勝つクラブでプレーしたいと考えるものだよ」
選手から売り込みがかかるほどにまでなった中国スーパーリーグ。プレミアリーグ屈指のストライカーを狙うなど、その勢いはますます強まっていきそうだ。