レアル移籍の可能性を取り沙汰され、去就に注目が集まっているデ・ヘア [写真]=Getty Images
マンチェスター・Uが、スペイン代表GKダビド・デ・ヘアの放出を阻止する意向を固めたようだ。同選手に対しては以前から、レアル・マドリードが熱視線を送っていると報じられている。イギリス紙『デイリーメール』が30日に伝えた。
同紙によると、レアル・マドリードが獲得に動いているデ・ヘアについて、マンチェスター・Uが放出しない方針を決めたという。同選手は今シーズンのプレミアリーグで全38試合中35試合に出場したが、今月21日の最終節クリスタル・パレス戦ではU-21ポルトガル代表GKジョエル・ペレイラが、24日のヨーロッパリーグ決勝アヤックス戦ではアルゼンチン代表GKセルヒオ・ロメロが起用された。シーズン最終盤にピッチに立たなかったことで、デ・ヘアのレアル・マドリード移籍報道がさらに盛んに行われることとなった。
17日付のイギリスメディア『スカイスポーツ』によれば、ジョゼ・モウリーニョ監督は「ダビドは世界最高の選手だ。世界最高の選手に残ってほしいと思っているのは明らかだよ」とデ・ヘアの残留を希望していることを明かした。そして今回の報道で、マンチェスター・Uがデ・ヘアの放出を拒否する意向を固めたと伝えられている。
デ・ヘアは2年前の移籍市場でもレアル・マドリード移籍に迫ったが、書類上の不備で期限に間に合わず、マンチェスター・U残留が決まったという過去がある。『デイリーメール』は同エピソードを引き合いに出しつつ、「当時は1年しか契約が残っていなかったが、今は長期契約を結んでいるため、状況は変わった」と伝えている。
デ・ヘアの去就は今夏の移籍市場における大きな関心事の一つだが、マンチェスター・U残留で決着するのだろうか。
By サッカーキング編集部
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