マンU移籍が近づいていると報じられたグリーズマン [写真]=Getty Images
アトレティコ・マドリードのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが自らクラブに退団を申し入れ、マンチェスター・Uへの移籍に近づいていると報じられた。イギリス紙『インディペンデント』やスペイン紙『アス』が伝えている。
今シーズンはアトレティコ・マドリードで公式戦53試合に出場し、26得点12アシストと、主軸として活躍したグリーズマン。しかし、かねてからマンチェスター・U移籍の可能性について報じられ、今夏の移籍市場における注目選手の一人となっていた。22日には母国フランスのテレビ番組に出演し、移籍について「あり得ることだよ。10分の6(6割)だ」とコメント。2週間以内に決着するとの発言も残していた。
今回の報道によると、同選手はクラブ側に退団の意思を伝えた模様。移籍の実現に向けて、大きな一歩を踏み出したという。グリーズマンにとっては、マンチェスター・Uがヨーロッパリーグを制し、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得したことが決断に影響したようだ。
アトレティコ・マドリードは同選手に8700万ポンド(約123億8000万円)と高額な移籍金を設定しているが、マンチェスター・U側もこの金額の準備を進めており、あとは個人間の契約条項について話を詰める段階だとも言われている。マンチェスター・Uは6月中に移籍を実現させたい考えのようだ。
マンチェスター・Uのジョゼ・モウリーニョ監督はグリーズマン以外にも、バーンリーのイングランド人DFマイケル・キーン、トリノのイタリア代表FWアンドレア・ベロッティにも注目しているとの報道があり、今後の動きが注目される。
By サッカーキング編集部
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