マンチェスター・Cのオーナーがジローナの経営に乗り出す [写真]=Getty Images
マンチェスター・Cのオーナーがクラブ史上初のスペイン1部昇格を決めたジローナをグループの傘下に加えた。イギリス紙『テレフラフ』が28日に伝えている。
同紙によると、マンチェスター・Cの親会社であるシティ・フットボール・グループ(CFG)が、同クラブの指揮官であるジョゼップ・グアルディオラ監督の弟、ペレ・グアルディオラ氏が持つメディア・ベース社と契約に合意し、共同経営者となったようだ。
この合意は2週間以内に公式に完了する見込みで、両陣営が保有権のほぼ50パーセントずつを持つという。残りの保有権についてはジローナのサポーターが持つことになる。
ジローナはここ数年CFGとの関係を強めていて、CFGが携わる6番目のクラブとなるようだ。これまでCFGが経営に参画しているチームはマンチェスター・C、アメリカのニューヨーク・シティ、オーストラリアのメルボルン・シティ、ウルグアイのアトレティコ・トルケ、そして横浜F・マリノスの5つ。
またCFGは中国クラブの買収も視野に入れており、オランダのNACブレダとも密接な関係を築いているという。
NACブレダはジローナと同じく今シーズン昇格を勝ち取ったクラブで、ジローナと同様にマンチェスター・Cの若手選手の武者修行場として使われることになる。
今シーズン、ジローナへはDFパブロ・マリ、DFパブロ・マフェオ、DFアンヘリーノの3選手がマンチェスター・Cからレンタル移籍をしている。またNACブレダへは5選手が同クラブからレンタル移籍をしていて、さらに3選手がレンタル移籍し、来シーズンを戦うことが発表されている。
By サッカーキング編集部
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