現役時代、マンチェスター・Uで活躍し、現在は解説者として活動する元イングランド代表DFガリー・ネヴィル氏が古巣の現指揮官のジョゼ・モウリーニョ監督の施術を称賛した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が30日付で報じている。
現在、プレミアリーグでマンチェスター・Cに次ぐ2位につけ、充実のシーズンを過ごしているマンチェスター・U。好調の要因には第10節終了時点でわずか4失点の堅守が挙げられているが、スコアレスドローに終わった第8節のリヴァプール戦のような守備的な戦術を採用したモウリーニョ監督の“現実主義”という面には少なくない批判が寄せられている。
しかし、G・ネヴィル氏は「あまりに多くの人々がそのことについて話しているね。少し落ち着いてみようじゃないか。彼は勝つためにこのチームに来た。長期的な目線で見れば少し問題かもしれないが、今のマンチェスター・Uには何よりも勝利が必要なんだ。彼の姿勢は(ボクシング世界王者のフロイド・)メイウェザーのようだね。彼もそれを武器として貫いた」と、守備的なスタイルに批判を浴びながらも、デビュー以来49戦無敗で現役を退いた“世界王者”を引き合いに出し、モウリーニョ監督を称賛した。