ヴェンゲル監督、ウィルシャーのチーム残留に自信「金銭面で納得できれば…」

　アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督が、今シーズン限りでチームとの契約が満了を迎えるイングランド代表MFジャック・ウィルシャーについてコメントを残した。28日付のロンドン地元紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

　ヴェンゲル監督は現在ウィルシャーと具体的な交渉が行われていないことを認めつつも、同選手がチーム残留に前向きな姿勢であることを明かした。

　「彼はチームに残りたいと言っている。金銭面で双方が納得できれば、すぐにでも彼は契約を更新してくれるだろう」

　また、ウィルシャー自身も「僕がアーセナルに来てもう10年が経つ。僕はこのクラブを愛しているしこのクラブのファンに対して特別な何かを感じているんだ」とコメントしており、アーセナル残留を希望していることを明らかにしていた。

　現在25歳のウィルシャーは、アーセナルの下部組織出身で、当時16歳の2008－09シーズンにトップチームデビューを果たしていた。才能は確かながらもケガが多く、“ガラスの天才”と称されている。ウィルシャーは出場機会を求めて今冬に移籍が噂されていたが、今後もアーセナルでプレーを続けることとなるのだろうか。