アーセナルOBがヴェンゲル監督の退任を要望？　「年老いた監督ではなく…」

　元アーセナルのイアン・ライト氏が、古巣のアーセン・ヴェンゲル監督について痛烈なコメントを残した。イギリスメディア『BBC』がライト氏へのインタビュー内容を伝えている。

　アーセナルは、25日のリーグ杯決勝でマンチェスター・Cに敗れ今季初のタイトルを逃すなど、2018年に入ってから12試合で6敗と波に乗れていない。ライト氏は、ヴェンゲル監督について言及しつつ、アーセナルが復調するまでに数年はかかるだろう話した。

「ヴェンゲル監督は言い訳が多い。チームをめちゃくちゃにしていると思う。ファンはヴェンゲル監督の退任を何年も言い続けてきたが、誰もそれに注意を払っていないよね。オーナーは何もしておらず、ヴェンゲル監督と契約を更新してしまった。アーセナルにはいま起爆剤が必要だ」

「アーセナルが再び挑戦することを求めるよ。ファンを魅了するような選手を獲得すべきだ。復権には数年を要するだろう。トップ5のクラブは前へと進んでいるが、アーセナルは別の方向へと行ってしまっている。この流れを止めるには成功を見込める指揮官を雇い、そして選手と契約する必要がある。しかし、まだまだ長い道のりだ」

「クラブは年老いた監督ではなく、若い監督を探し始める必要がある。（カルロ・）アンチェロッティ氏（バイエルン前指揮官）と話をしているようだが、（トッテナムの）マウリシオ・ポチェッティーノ監督のような若い指揮官を見つけ出す必要があると思う」

　現在プレミアリーグ6位のアーセナルは昨シーズンに続き、2シーズン連続でトップ4（チャンピオンズリーグ出場圏）を逃す可能性が高まっている。3月1日にはリーグ杯決勝で敗れたマンチェスター・Cと対戦する。