ウルブス、J・モウティーニョとの契約延長を発表！　在籍5年目に突入

　ウルヴァーハンプトン（ウルブス）は4日、ポルトガル代表MFジョアン・モウティーニョとの契約を2023年夏まで延長したことを発表した。

　現在35歳のJ・モウティーニョはスポルティング、ポルト、モナコを経て、2018年夏にウルブスへと加入した。初年度から定位置を確保し、プレミアリーグ全38試合に出場し1ゴールをマーク。クラブの年間最優秀選手にも輝いていた。その後も中心選手として活躍を続け、在籍4シーズンで公式戦176試合に出場。契約は2022年夏で満了を迎える予定だったが、1年間の延長で合意に達した。年齢面での衰えを全く感じさせないパフォーマンスを見せており、新シーズンもウルブスの一員として活躍が期待されている。

　ポルトガル代表としても長きにわたって中心選手に君臨しており、2005年のデビューからこれまでに記録した出場試合数は「145」。FIFAワールドカップには2度出場しており、EURO2016では母国の初優勝に貢献した。

　クラブのテクニカルディレクターを務めるスコット・セラーズ氏は以下のようにコメントし、ウルブスでの5シーズン目を迎えるJ・モウティーニョに対する高い評価を明かした。

「ジョアンはこのクラブに不可欠な存在であり、チームに本物の経験とクオリティをもたらしてくれた。最終的に重要なのは結果であり、我々はこの結果に非常に満足している」

「彼は、ドレッシングルームで良い雰囲気を作ってくれており、若い選手たちにも大きな影響を与えている。彼らに求める基準を示してくれているんだ。彼とブルーノ（・ラージ監督）の関係はとても重要だ。監督としてはピッチ上で物事を解決できる選手を重宝するし、ジョアンは間違いなくそのような選手だ」

「ここで過ごした日々やデータが証明しているように、彼は技術面でもフィジカル面でもパフォーマンスレベルを落としていない。非常に良い状態で常にプロフェッショナルなんだ。だから、この年齢になっても高いレベルのプレーを披露していることに驚きはない。もし、正しいメンタリティと姿勢を持っていなければ、ポルトガル代表のレギュラーとして、これほど長い間プレーすることはできない。プロのアスリートになるには、何をするにも競争心が必要で、彼はそれを十分に持っている」

「技術的、肉体的、精神的、そして周囲への対応など、あらゆる面において彼は重要な存在だ。彼が新シーズンに向けて、チームに合流するのを楽しみにしている」