2試合ぶりの勝利に向け…アルテタ監督は必勝誓う　「素晴らしい試合で勝利を目指す」

　アーセナルのミケル・アルテタ監督が10日、クラブ公式サイトでコメントした。

　前節、アーセナルはショーン・ダイチ新監督の初陣となったエヴァートンに、アウェーで0－1の敗戦。2022年9月4日のマンチェスター・U戦以来、今季プレミアリーグ2敗目となった。

　そのような状況の中、今節はブレントフォード相手に2試合ぶりの勝利を目指す。アルテタ監督はまず、負傷者の状況について語った。

「エミール（・スミス・ロウ）、リース（・ネルソン）、ガブリエウ・ジェズスのような長期離脱者は（復帰に）より近く、外でのトレーニングにも出てきている。ただ、彼らはまだ（起用を）検討される準備は出来ていない」

　また、この試合に向け、「今週末はチームのリアクションが素晴らしかった。明日は観衆の前で、素晴らしい試合をして勝利を目指すつもりだ」と語り、必勝を誓っている。

　今週は、アルテタ監督がかつてアシスタントコーチとして所属したマンチェスター・Cの財務規則違反の疑いや、欧州スーパーリーグの再始動など、ピッチ外でのニュースも多く飛び交った。しかしながら、アルテタ監督は以下の通り答え、ピッチの中に集中する考えを示した。

「回答出来ない。したくもない。自分たちがやるべきことに十分集中して、試合に勝つだけだ。勝つ権利を勝ち取らないといけないし、それは確かなものだ」

　加えて、今節から中3日で2位マンチェスター・Cとの優勝争い直接対決も控えている。それでも、アルテタ監督は変わらずこのブレントフォード戦に焦点を当てている。

「我々の唯一の焦点は、明日のブレントフォード戦だ。その上で良い準備を進められた。明日は勝つため、本当に良いプレーをする必要があるから、正しい気持ちで臨もう」

　前回のブレントフォード戦も、敗れた直後の対戦だった。その時は主将のノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアを欠きながらも、3－0で快勝。その時の再現はなるだろうか。