マンチェスター・Cを率いるグアルディオラ監督 [写真]=Getty Images
マンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、今夏の移籍市場で存在感を放つサウジ・プロフェッショナルリーグについて言及した。29日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。
昨年冬のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)を皮切りに、今夏の移籍市場でも“実力者”たちを続々と獲得しているサウジアラビア勢。元フランス代表FWカリム・ベンゼマや同国代表MFエンゴロ・カンテ(ともにアル・イテハド)を筆頭に、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ(アル・アハリ)やクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾヴィッチ(アル・ナスル)らが中東行きを決断している。
現地時間28日には、マンチェスター・Cで5シーズンに渡って主力として活躍したアルジェリア代表FWリヤド・マフレズのアル・アハリ移籍が正式決定。昨シーズンの“トレブル”達成にも貢献した同選手の中東行きの決断について、グアルディオラ監督は「リヤドは信じられないようなオファーを提示されたんだ。我々に『行かないでくれ』ということはできなかった」とコメント。その上で、ますます存在感を増しているサウジ・プロフェッショナルリーグの印象について次のように語っている。
「サウジアラビアは移籍市場を変えた。数カ月前にクリスティアーノ・ロナウドがたった1人で移籍した時、これほど多くのトップ選手がサウジアラビアでプレーすることになるとは想像していなかった。将来的にはより多くのことが起こるだろうし、だからこそクラブは何が起こっているのかを認識する必要がある」
「これは脅威ではなく、現実だ。彼らは強力なリーグを作りたいと考えており、それを達成できる状況だ。現時点ではサウジリーグがどれほど続くかは分からないが、まだこの状態が続くという感触はある。選手たちはこの経験を生かしてあのリーグでプレーしたいと思っているし、実際に今の彼らはそうすることができる」
By サッカーキング編集部
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