プレミア復帰が噂されるヘンダーソン(左)と退団の可能性が報じられたギャラガー(右)[写真]=Getty Images
アル・イテファクに所属するイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンの動向が、チェルシーの中盤に影響を与える可能性があるようだ。6日、イギリスメディア『フットボール・ロンドン』が伝えている。
現在33歳のヘンダーソンはサンダーランドのアカデミー出身で、コヴェントリーへの武者修行を経て、2011年夏にリヴァプールへと完全移籍で加入。2015-16シーズンにはスティーヴン・ジェラード氏から引き継ぐ形でキャプテンに就任し、12シーズンにわたって活躍した。リヴァプールでは、公式戦通算492試合出場33ゴール61アシストを記録し、2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)優勝、2019-20シーズンのプレミアリーグ優勝など、数多くのタイトル獲得に貢献してきた。
昨夏に、ジェラード監督率いるアル・イテファクへと加入し、ここまでキャプテンを務めながら公式戦19試合出場5ゴールの成績を残しているヘンダーソンだが、ライフスタイルの変化やサウジアラビアの気候への適応に苦しんでいると伝えられており、今冬でのプレミアリーグ復帰が噂されている。
そんななか同メディアは、セルティックやブンデスリーガのクラブに加え、ニューカッスルとチェルシーがヘンダーソンの獲得を画策していると報道。なかでも所属選手の平均年齢が23.7歳と若く、チームとしての経験不足が批判の的になっているチェルシーが、ベテランである同選手加入の恩恵を、最も大きく受けることになると主張した。
一方で、ヘンダーソンが加入した場合には、イングランド代表MFコナー・ギャラガーがクラブを去る可能性が高くなると指摘。今シーズンはここまでリーグ戦19試合に出場し4アシストをマークしているギャラガーだが、トッテナムが強い関心を抱いていると報じられており、チェルシー側も売却を検討しているとの見方も示されている。
By サッカーキング編集部
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