昨季のアトレティコ躍進を振り返るシメオネ監督「まぐれではない」

　アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督が、昨シーズンの躍進を振り返った。スペイン紙『アス』が報じている。

　昨シーズンのアトレティコ・マドリードは、18年ぶりとなるリーガ・エスパニョーラを制覇。チャンピオンズリーグでは、ライバルチームであるレアル・マドリードに敗れはしたものの、40年ぶり2度目の決勝に進出した。

　シメオネ監督は昨シーズンの躍進がまぐれではなく、クラブが熱心に取り組んできた結果だと主張。新シーズンも新たなサイクルを進めなければいけないと明かした。

「昨シーズンの結果は決してまぐれではない。このクラブが続けてきたことの結果だ。さかのぼると、最初はヨーロッパリーグを獲得した。次にUEFAスーパーカップを制し、コパ・デル・レイで優勝した。そして昨シーズンは、リーグ優勝を成し遂げて、チャンピオンズリーグではファイナルへと到達している」

「このクラブやチームは素晴らしい偉業を成し遂げてきた。今は多くの選手が在籍している。新たなサイクルを続けなければいけない」

　なおアトレティコ・マドリーは、今夏の移籍市場でスペイン代表FWジエゴ・コスタ、同国代表FWダビド・ビジャ、ブラジル人DFフィリペ・ルイスが退団。代わってフランス代表DFアントワーヌ・グリーズマン、クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチといった選手を獲得し、新シーズンに向けた補強を行っている。

（記事／超ワールドサッカー）