シャルケ戦にフル出場した長谷部 [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトは27日、ブンデスリーガ第18節でDF内田篤人が所属するシャルケと対戦。試合後、同試合にフル出場した長谷部が取材に応じ、試合を振り返った。
試合は33分、フランクフルトが先制に成功。右サイドで獲得したフリーキックを長谷部が中央にグラウンダークロスを送ると、ドイツ人FWアレクサンダー・マイアーが右足でゴール右に決めた。これが長谷部にとって今シーズン初アシスト。この1点を守りきったフランクフルトが1-0で2017年初白星を挙げ、暫定3位に浮上した。
長谷部は試合を振り返り、「今日はあんまりグラウンドが良くなくて、僕らももう少し繋ぐサッカーがしたかったんですけど、ロングボールばかりになってしまった。少ないセットプレーのチャンスを活かして、勝てたことは良かったと思います」とコメント。思い通りの内容ではなかったが、結果が出たことに満足感を示した。
注意したことを問われると、「とにかく我慢することですね。グラウンドの状態が良くなかったので、繋ぐところで取られたらカウンターをくらうんで、個人的にはリスクを冒さずにプレーしました。でも、もう少しボールを繋ぐのもあそこ(リベロ)で出る時の自分の良さだと思うんで、もう少し出して行けたらいいなと思います」と答えた。
今シーズン途中から務めているリベロとしてシャルケ戦にも出場した長谷部。「本職のCBの選手と比べたら身長も小さいですし、1対1の場面とかの激しさでは劣っていると思う。そこをいかにクレバーにプレーするかというか、カバーリング、出足を一歩早くとかそういうところで勝負することを自分の中で考えています。今日はうまくできたところもあったと思いますし、ただやはり競り合いを全てしないわけにはいかないので、そこも自分の課題ではあると思いますけどね」と、課題も口にした。
By サッカーキング編集部
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