シエバチュがウニオン・ベルリンに移籍 [写真]=Getty Images
ウニオン・ベルリンは30日、ヤング・ボーイズ(スイス1部)からアメリカ代表FWジョルダン・シエバチュが完全移籍で加入することを発表した。
現在26歳のシエバチュは、カメルーン人両親の元でワシントンDCに生まれ、幼少期にフランスへと移住。2003年に7歳でスタッド・ランスの下部組織に加入し、2015年にトップチームデビューを果たした。2018年夏にレンヌへと完全移籍し、リーグ・アンでは通算55試合の出場で6ゴール5アシストを記録した。
2020年9月にヤング・ボーイズへと期限付き移籍し、1年目はリーグ戦で12ゴールを記録。2021年夏から完全移籍で同クラブに加入すると、2021-22シーズンのスイス・スーパーリーグで22ゴールを挙げて得点王に輝いた。また、同シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)予選では3ゴールをマークし、本戦グループステージではマンチェスター・Uとアタランタから1ゴールずつを挙げた。
U-21フランス代表でのプレー経験もあるが、アメリカ代表を選択。2021年3月にA代表デビューを飾り、ここまで9キャップで1得点を挙げている。
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— 1. FC Union Berlin (@fcunion) June 30, 2022
ウニオン・ベルリンは21-22シーズンのブンデスリーガを5位で終えて来季のヨーロッパリーグ出場権を獲得したが、チーム内得点王のナイジェリア代表FWタイウォ・アウォニイが移籍金1700万ポンド(約28億円)でノッティンガム・フォレストに引き抜かれた。同選手に代わる得点源としての働きが求められるシエバチュは、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。
「ベルンでの2年間は、選手として成長するのに最適な環境だった。次のステップが待っている。ブンデスリーガで自分の力を証明したいし、ウニオンという正しいクラブを見つけたと確信している。プレースタイルは僕にとても合っているし、(本拠地)アルテン・フェルスタライの素晴らしい雰囲気の中で、“ディ・アイザネン”(クラブの愛称、鉄の意)のために得点を挙げることを楽しみにしている」
By サッカーキング編集部
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