バイエルン移籍が決定した伊藤洋輝[写真]=Getty Images
バイエルンは13日、シュトゥットガルトから日本代表DF伊藤洋輝を完全移籍で獲得したことを発表。クラブ公式サイトで新加入選手である伊藤について紹介した。
バイエルンの公式サイトは、「信頼できる万能DF」との見出しで、まずは「シュトゥットガルトで3年間プレーし、常に高いレベルで活躍した。身長188センチの左利きの選手で、センターバック、左サイドバック、守備的ミッドフィールドで起用でき、堅実なタックルと優れたビルドアップのプレーでシュトゥットガルトの守備陣に強いインパクトを与えた」と伊藤のプレーを高く評価。2023-24シーズンのブンデスリーガで26試合に出場しながら、ファウルがわずか16回、イエローカードは1枚のみであり、さらにパス成功率が90.4パーセントで、ブンデスリーガでもトップクラス(13位)の数値を残していることを紹介した。
そして、昨季の対戦でバイエルン所属FWマティス・テルと対決したことや、元バイエルンのセカンドチーム監督で現在はシュトゥットガルトで指揮を執るセバスティアン・ヘーネス監督の「(伊藤は)ボールを操れる、テクニックのあるセンターバックで、スピードがあり、守備の資質もあり、背が高く、空中戦に強い」というコメントを引用。2021年11月にブンデスリーガの「月間最優秀新人賞」に選ばれたことも伝えた。
続けて、2021年11月のマインツ戦、2023年4月のボーフム戦の得点を取り上げつつ、「攻撃的なクオリティを持つ守備者」として伊藤の攻撃面での貢献にも注目。さらに、伊藤がジュビロ磐田に所属していたことや、名古屋グランパスに期限付き移籍したこと、U-15世代からすべてのアンダー世代の日本代表に選出されてきたことなどを紹介し、最後に「バイエルン・ファンは、国際経験豊富で長身、技術的にも強いディフェンダーである伊藤に期待できる。バイエルンでの活躍を祈る!」と締めくくった。
By サッカーキング編集部
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