EURO2024でも躍動したシャビ・シモンズ [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するオランダ代表MFシャビ・シモンズの去就は依然として不透明なようだ。10日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在21歳のX・シモンズは中盤の攻撃的ポジションや左右のウイング(WG)を主戦場とするプレーヤー。2019年夏にバルセロナのカンテラからPSGの下部組織へ加入し、2022年1月にトップチーム昇格を果たした。昨年夏にライプツィヒへレンタル加入すると、2023-24シーズンは公式戦44試合の出場で10ゴール15アシストをマークするなど攻撃の主軸として躍動。EURO2024でも1ゴール3アシストを記録し、オランダ代表のベスト4進出に貢献した。
6月末のレンタル期間満了に伴い保有元のPSGに復帰したX・シモンズだが、今後の去就は依然として不透明。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、同選手は2週間ほど前に今夏の退団意思をPSG側に伝達したとのこと。現時点では再びレンタルに出される可能性が高いものの、2024-25シーズンをPSGの一員として過ごす可能性は限りなく低いようだ。
そんなX・シモンズに対して、バイエルンが熱烈な関心を寄せている模様。新シーズンからトップチームを率いるヴァンサン・コンパニ監督は、同選手のライン間でのプレーと創造性、守備での貢献度を高く評価しており、スカッドに加えたいと考えているようだ。また、ライプツィヒも残留を強く望んでおり、再レンタルの可能性を模索しているという。ロマーノ氏はX・シモンズの今後についてプレーヤーの決断次第であると強調している。
EURO2024でも輝きを放った若き逸材は、どのクラブのユニフォームを着てプレーすることになるのだろうか。各クラブの動向に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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