レアル戦に出場した本田 [写真]=ChinaFotoPress via Getty Images
30日に行われたインターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)中国ラウンドで、レアル・マドリードは日本代表FW本田圭佑の所属するミランと対戦した。
27日のインテル戦から中2日のレアルは、ガレス・ベイル、カリム・ベンゼマ、クリスティアーノ・ロナウドの“BBC”を揃って先発させた。一方のミランは本田をベンチに置いて試合に臨んでいる。
開始直後からミランが攻勢に出た。ジェノアへのレンタルから復帰した20歳のエムベイェ・ニアンが8分にミドルシュートを放ち、39分にはドリブル突破でエリアに進入したものの、どちらもレアルのGKケイロル・ナバスに阻まれる。
このまま前半は終了。ミランは本田やカルロス・バッカらをピッチに送り出し、後半を迎えた。
レアルは57分、イスコがクロスを送りC・ロナウドがフリーでヘディングシュートを放つも、ミラン守護神ディエゴ・ロペスが脚でブロック。
61分には本田を起点としてミランに決定機が訪れる。左サイドから本田が丁寧にクロスを送ると、ルイス・アドリアーノが頭で落とし、バッカが右足で強烈なボレーシュート。しかし、これは後半から入ったGKキコ・カシージャの好セーブに遭う。
試合はこのまま終了し、勝負の行方はPK戦にもつれ込んだ。
後攻のミランは3番目のキッカーであるバッカがゴール右に外すも、4人目を務めた本田は丁寧に左サイドに流し込む。すると、直後にトニ・クロースのシュートをジャンルイジ・ドンナルンマが見事キャッチする。
その後はお互いに譲らずに迎えたレアルの11人目カシージャが中央に叩きこむと、直後にドンナルンマも同じコースを狙った。これをカシージャがセーブし、両チーム合わせて22人によるPK戦はレアルの勝利で幕を下ろしている。