サポーターへ来場をよびかけたFWトッティ [写真]=Getty Images
ローマに所属するイタリア人選手3名が、サポーターに観戦を呼びかけた。28日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが報じている。
一人のローマの伝説的サポーターに敬意を表するために行われたイベントへ出席した元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティ、イタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシ、同MFアレッサンドロ・フロレンツィ。同紙によると、3名は近年空席が目立つサポーター席に、再び観客が戻ってきてくれるよう訴えたという。
主将のトッティは、「スタディオ・オリンピコ(ローマの本拠地)に戻ってきて欲しい。君たちサポーターの力が必要だ。サポーターが戻ってきてくれることを願っている。以前のようになって欲しい」とファンへメッセージ。デ・ロッシも「出来るだけ早く、以前のようなゴール裏になって欲しい」と続き、スタジアムへの来場を呼びかけた。
また、3人の中で最も若く、戦線を離脱しているフロレンツィは、「ダニエレとフランチェスコは最も美しかったゴール裏の声援を目にしてプレーした。たくさんのサポーターがいた。自分は2人よりクラブに加入したのが後で、経験していない。本来あるべきの姿を取り戻して欲しい。誰もが、サポーターが近くにいることが重要であることをわかっている」と力強く呼びかけている。
セリエA第13節を終え、王者ユヴェントスに続いて2位につけるローマ。来月4日に行われる次節では、ラツィオとのダービーマッチを控えている。
By サッカーキング編集部
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