アル・ドゥハイル加入が決まったルイス・アルベルト [写真]=Getty Images
セリエAのラツィオは、11日にスペイン人MFルイス・アルベルトの退団を発表。カタール・スターズリーグのアル・ドゥハイルが同選手の加入を発表した。
現在31歳のL・アルベルトはセビージャの下部組織出身で、2011年にトップチームへと昇格。バルセロナBへのレンタル移籍を経て、2013年6月にリヴァプールに加入すると、マラガとデポルティーボでプレーし、2016年8月にラツィオへと完全移籍した。加入初年度こそセリエAでの順応に苦労したものの、2年目となる2017-18シーズンには公式戦47試合出場12ゴール19アシストを記録するなど主力に定着。翌シーズンからは背番号「10」を着用し、攻撃陣を牽引する活躍を見せ続けてきた。
今シーズンも、不動のセントラルMFとして出場機会を確保していたL・アルベルトだったが、マウリツィオ・サッリ前監督の解任によって今年3月にイゴール・トゥドール監督が就任すると、一転してベンチスタートが増加。4月には、メディアに対して今季限りでの退団を示唆し、5月末にはアル・ドゥハイルとの個人合意が報じられていた。
そんななか、ラツィオはクラブ公式サイトでL・アルベルトのアル・ドゥハイル移籍を発表。アル・ドゥハイル側も同選手の加入を公表している。なお、イタリア紙『トゥット・メルカート』によると、移籍金は約1200万ユーロ(約20億円)と見られ、その内の25パーセントがリヴァプールに渡る模様。L・アルベルトの年俸は800万ユーロ(約14億円)と報じている。
By サッカーキング編集部
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