フェネルバフチェ退団の可能性を報じられたファン・ペルシー [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
フェネルバフチェに所属するオランダ人FWロビン・ファン・ペルシーが同クラブを退団する可能性が出てきた。イギリス紙『マンチェスター・イブニング・ニュース』が29日に報じている。
報道によると、昨年7月からフェネルバフチェでプレーしているファン・ペルシーについて、同クラブのアジズ・ユルドゥム会長がコメント。同会長は「彼が売却されることを望むなら、我々は買い手を探す」と話し、移籍を容認する姿勢を示した。
今回の報道では移籍先候補については言及されていないものの、今月上旬のトルコメディア『Haberler.com』が報じたところによれば、ラツィオが移籍金1000万ユーロ(約12億2000万円)のオファーを用意しているようだ。同選手は移籍に前向きな姿勢を見せており、過去の移籍における決断に大きな影響を与えてきた妻のボウハーさんも、イタリア・ローマ(ラツィオの本拠地)へ移住することを歓迎していると報じられていた。
ファン・ペルシーは1983年生まれの32歳。エクセルシオールとフェイエノールトの下部組織出身で、2002年にトップチームでデビューを果たした。2004年にアーセナルへ移籍し、2011-12シーズンにはプレミアリーグ得点王を獲得。2012年夏にマンチェスター・Uへ移籍した。マンチェスター・U加入1年目の2012-13シーズンには、2年連続となる得点王獲得を果たし、リーグ優勝に貢献。2015年夏にフェネルバフチェに移籍し、2015-16シーズンは公式戦通算22ゴールを記録した。
By サッカーキング編集部
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