ロシアがAFCに転籍? [写真]=Getty Images
ロシア・サッカー連合(RFS)が、UEFA(欧州サッカー連盟)からAFC(アジアサッカー連盟)に転籍するかもしれない。23日、ロシアの通信社『タス』の情報を引用し、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
報道によると、「UEFAを離れる問題は、2022年2月28日に、ウクライナの状況を理由としたロシアのクラブと代表チームを国際大会から除外するというUEFA及びFIFA(国際サッカー連盟)の決定に関連している」としており、23日の時点で転籍の可能性を話し合ったとも併せて報じられている。
ロシアは、自国のウクライナ侵攻のために、FIFAワールドカップカタール2022の欧州予選プレーオフ・パスB、UEFAネーションズリーグ2022-23リーグB並びにEURO2024予選除外の処分を下されている。なお、侵攻開始以降、ロシア代表はキルギス、タジキスタン、ウズベキスタンと親善試合を開催。この3つは旧ソビエト連邦の国々であり、全てAFCに加盟している。
また、このAFCへの転籍は、代表チームの競争力の向上とロシアが政治的に孤立していないことをアピールする狙いがあるとされている。
ロシアは、1991年12月25日のソ連崩壊後、同連邦の協会を継承して結成。ソ連時代の戦績は全てロシアが引き継いでいる。ソ連時代を含め、W杯本大会には11回出場し、最高成績は1966年イングランド大会の4位。EUROには12回の出場で、1960年の第1回大会で初代王者に輝いた。
By サッカーキング編集部
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