アルゼンチンサッカー協会(AFA)のフリオ・グロンドーナ会長が、30日に死去した。82歳だった。『UEFA.com』が伝えている。
グロンドーナ氏は、1931年生まれ。アルセナルとインデペンディエンテで会長を務めた後、1979年4月6日にAFA会長の座に就いた。以降、死去するまで会長を務め続け、在任中にアルゼンチン代表は1986年のメキシコ・ワールドカップを制覇。1990年のイタリア大会と今年のブラジル大会では準優勝を果たした。また、グロンドーナ氏はFIFA上席副会長も務めていた。
UEFA会長で、FIFA副会長も務める元フランス代表MFのミシェル・プラティニ氏は、「フリオ・グロンドーナは非常に楽しい人で、サッカーについて何時間も楽しそうに語っていた。そういう議論をすることができて幸せだった」と、哀悼の意を示し、「彼は本当に長い間、真のサッカーファンであり続けた。ヨーロッパのサッカー界を代表して、彼の家族とアルゼンチンのサッカー界に対して心からお悔やみを申し上げたい」と、コメントした。