負傷したイスラエルソン (写真はクラブ公式HPのキャプチャ)
スウェーデン1部リーグ、ハマービー対AIKソルナ戦のダービーマッチで痛ましいアクシデントが起きてしまった。
試合終了間際、左サイドからのクロスに合わせたハマービーのMFエリク・イスラエルソンが値千金の決勝点を決めた。しかし、クロスに飛び込んだイスラエルソンはDFニルス・エリック・ヨハンソンと激しく衝突。頭部が相手の肩付近を直撃しており、そのまま頭から人工芝のピッチへ落ちてしまった。
このアクシデントで意識を失ってしまったイスラエルソンはすぐさま救急車で病院へと搬送された。
ハマービーのスポーツディレクターによると、現地メディア『aftonbladet』によれば、幸い命に別状はなかったものの、ひどい脳しんとうで、一晩は入院して様子を見ることになるという。
衝突直後の様子について、ハマービーのドクターは「我々は向かった際、彼の意識はなかった。気道を確保し、首と脊髄を安定させた。だから(その場での処置に)時間がかかった」と述べたという。また、体に麻痺などはないそうで、重傷ではないものの、経過を見る必要があるとしているとのこと。脳出血や損傷はなく、強い脳しんとうであったようだ。
両チームの譲れない思いがぶつかるダービーマッチで起きたショッキングな事故だったが、重傷には至らなかったようで一安心である。
(記事提供:Qoly)
By Qoly