29日の練習前、黙とうを捧げるレアル・マドリードの選手たち [写真]=Real Madrid via Getty Images
28日夜、コロンビア・メデジン近郊で飛行機の墜落事故が発生。チャーター機だった同便にはブラジル1部リーグ所属のシャペコエンセの選手や関係者、同行のジャーナリストなど乗客・乗員81名が搭乗していたが、76名が死亡したと報じられている。
悲劇の一報を受け、シャペコエンセはクラブの公式ツイッターにてクラブカラーである緑色のロゴを白黒に変更し、弔意を表すと、ブラジルの各クラブも呼応。サンパウロやサントス、フラメンゴ、インテルナシオナル、フルミネンセなどがそろってシャペコエンセの白黒となったクラブロゴをアイコンに使用。連帯を示している。
クラブだけでなく、南米サッカー連盟や国際サッカー連盟もツイッターのアイコンを白黒に変更。ブラジルのメディアなどもシャペコエンセのロゴを使用するなどし、哀悼の意を示している。
南米以外でも欧州ビッグクラブをはじめとした各クラブ、数々の選手たちが弔意や励ましの言葉をメッセージとして送り、ブラジル人選手も多数所属するレアル・マドリードやバルセロナなどは練習前に黙とうを捧げている。『BBC』ではレアル・マドリードが黙とうを捧げる様子を映像で放送。ブラジル代表DFマルセロが黙とう後に涙をぬぐう姿も見られた。
シャペコエンセは30日に開催されるコパ・スダメリカーナ決勝ファーストレグ、アトレティコ・ナシオナルとの一戦に臨むべく、メデジンに向かっている最中だった。
Football has been stunned by the death of almost the entire Chapecoense team. https://t.co/TNj2QyYzWb
— BBC Sport (@BBCSport) 2016年11月29日
By サッカーキング編集部
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