セレッソ大阪は30日、シャペコエンセ(ブラジル)の選手たちを乗せた飛行機が墜落した事故を受けて追悼のコメントを発表した。
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— セレッソ大阪オフィシャル (@crz_official) November 30, 2016
今回の墜落事故の犠牲者となったシャペコエンセFWケンペスは、2012年にセレッソへ加入し1年間プレー。リーグ戦では27試合出場で7得点を挙げていた。
2012年に同クラブでキャプテンを務めたDF藤本康太は、「まずは嘘であって欲しいと思っていたし、言葉にするのが難しいです。外見は怖さがありましたが優しくて、真面目でチームのために自分を犠牲にできる選手でした。大阪ダービーでケンペス選手が得点して決めたのが一番頭に残っています。当時一緒にやっていた選手たちと心配していたしやりきれない気持ちです」と、その苦しい胸の内を明らかにした。
また、同クラブのアンバサダーを務める森島寛晃氏もクラブ公式HPでコメントを発表。「このたびは、同じサッカー人としてこのようなニュースを聞いて大変驚いています。選手をはじめチーム関係者、亡くなった方々に心よりお悔やみ申し上げます。また、セレッソでプレーをしていた同僚ケンペス選手もこのたびの事故にあったと聞き、攻撃的なセレッソ大阪のチームを本当に引っ張ってくれた選手だっただけに当時の活躍を改めて思い出されます。サッカー界でこれからまだまだ活躍される選手だっただけに本当に残念でなりません」と、哀悼の意を示している。