ベンフィカのアデル・ターラブト [写真]=Getty Images
ベンフィカのモロッコ人MFアデル・ターラブトが30日、リーグ戦第27節トンデラ戦で71分に途中出場を果たした。2015年7月1日にクイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)から加入した同選手にとって1387日目での公式戦デビューとなった。
1989年生まれで現在29歳のターラブトは2007年にランスからトッテナムへ移籍したが、定着することはできずにQPRへ移籍。すると2010ー11シーズンにブレイクを果たし、チャンピオンシップ(イングランド2部相当)で19得点を挙げてクラブをプレミアリーグ昇格に導いた。プレミアリーグでは一定の活躍を見せたものの、2年目となった12-13シーズンにクラブは2部へ降格。
シーズン終了後にレンタル移籍で加わったフルアムではインパクトを残せず、わずか半年で今度はミランへレンタル移籍。ミランではMF本田圭佑らとのポジション争いを制して、14試合の出場で4得点を記録したがレンタル期間終了でQPRへ復帰。翌年7月にベンフィカへフリー移籍したがすぐに構想外となり、2017年1月にはジェノアへの1年半のレンタル移籍も経験した。
ジェノアからの復帰後もBチームでのプレーを余儀なくされていたターラブトだが、約3年半ぶりに招集されたトップチームの試合でついにデビューを果たした。なおベンフィカとの契約は来夏まで残されている。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト