ハーツへの移籍が発表された田川 [写真]=Getty Images
FC東京は28日、同クラブに所属するFW田川亨介がスコティッシュ・プレミアシップのハーツへ完全移籍することを発表した。
田川は1999年2月11日生まれの24歳。サガン鳥栖の下部組織出身で、ユース在籍中の2016年に2種登録され、翌年から正式にトップチーム昇格を果たす。2017年に、明治安田生命J1リーグ第2節の川崎フロンターレ戦でプロデビューを飾ると、第6節のアルビレックス新潟戦でJリーグ初得点を記録した。2年目となる2018年には、ベストヤングプレーヤー賞の候補者にノミネートされる活躍を見せ、2019年からFC東京でプレー。3年間で公式戦79試合に出場し、10ゴール5アシストをマークした。
2022年の1月には、ポルトガルのサンタ・クララに期限付き移籍することを発表。新天地デビュー戦となったボアヴィスタ戦では、後半途中からピッチに立つと6分後に移籍後初得点を挙げて勝利に貢献した。初年度はシーズン後半戦のみの在籍ながら公式戦12試合の出場で5ゴールを記録すると、2年目の昨シーズンも主力FWの一角として活躍。公式戦通算30試合に出場し2ゴール1アシストという成績を残した。2019年12月にデビューした日本代表では、国際Aマッチ通算2試合に出場し1ゴール1アシストを記録しており、今月11日にはFC東京への復帰が発表されていた。
今回の移籍に際し、田川はFC東京のクラブ公式HPで次のようにコメント。新天地での活躍を誓った。
「このたび、ハート オブ ミドロシアンFCに完全移籍することになりました。まずはFC東京のファン・サポーターのみなさん、復帰を心よく迎えてくださったなかで、すぐに移籍することになってしまい、本当に申し訳ありません。また、僕の意志を尊重し後押ししてくれたチーム関係者のみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです」
「また一から頑張ろうと思っていた矢先にオファーをいただき、海外で挑戦したいという夢を諦めきれず、このような決断をしました。もっともっと強くなって成長した姿をお見せできるように頑張りたいと思います。 本当にありがとうございました」
By サッカーキング編集部
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