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アルビレックス新潟シンガポールが撃ち合いを制して優勝へ視界良好

2023.07.31

 シンガポールプレミアリーグも今シーズン残り5試合。首位を走るアルビレックス新潟シンガポール(アルビS)は2位のタンピネスローバーズFC(タンピネス)との直接対決に挑んだ。

 ケガにより戦列を離れていたGKハッサン・サニーが復帰し、2試合ぶりに先発出場。なんと試合はファーストプレーで動く。相手のキックオフで試合はスタート。久乗聖亜との連動した守備で相手の最終ラインで李忠成がボールを奪うと、ボールを運び相手を引きつけて久乗に横パス。久乗が落ち着いてゴールに流し込み、キックオフからわずか10秒で先制に成功した。

 3分後、センターバックの川地功起の右足フィードから久乗が裏へ抜け出すと、ペナルティエリアの角から左足で豪快にボレーシュート。追加点を奪って早々に2-0とした。さらに7分、駒木秀人と李の連携から右サイドを崩して駒木が中へクロス、これが相手の手に当たり、PKを獲得。蹴るのは久乗、わずか8分でのハットトリックが期待されたが、相手GKのセーブに遭い、追加点とはならない。

 17分、相手の細かいパスワークからペナルティエリア内で相手を倒してしまい、逆にPKを与えてしまうと、このチャンスをしっかりと決められ、2-1となる。25分、相手の左サイドでボールを持たれてクロスを上げられると、ファーサイドでフリーになっていた選手にヘディングで叩き込まれて失点。2点のリードを守りきれず同点に追いつかれてしまった。

 しかし29分、悪い流れを断ち切ったのは李だった。右サイドの高い位置でキープする駒木、タイミングよくオーバーラップした横川旦陽を使い、抜け出した横川がクロスを送ると、ニアで李が合わせてゴール。アルビSが前半のうちに勝ち越しに成功した。

 34分には、一度は弾かれたCKを横山翔大が拾ってクロスを上げると、中で合わせたのはセンターバックの岸本駿朔。セットプレーから大きな追加点を獲得した。逆に37分、ペナルティエリア内から相手にシュートを許したが、GKハッサン・サニーが弾きゴールを許さなかった。

 試合を4-2で折り返したアルビS。後半開始とともに2枚の交代カードを切る。ジュンキ・ケン・ヨシムラに代えて深代陸、針谷奎人に代えて不破将生を投入。50分、スルーパスからDFラインの裏を狙われるが、タイミングよくGKハッサン・サニーが飛び出してセーブした。

 69分、相手のクロスからDFの中間ポジションを上手くとっていたタンピネスにヘディングでゴールを決められ、スコアは4-3に。73分、自陣でのビルドアップのミスからボールを失うと、一枚かわされ、ゴール至近距離からシュートを打たれたが、GKハッサン・サニーが反応してこれをセーブする。

 82分、小川開世の右足でのCK、交代で入った高橋亮がファーサイドから相手のマークを外して冷静にミートし、加点した。83分、交代で入った小松慧が結果を残す。前線からプレスをかけると単独でボールを奪って独走、GKとの一対一を落ち着いて制し、追加点。勝利を決定づけた。

 計9ゴールが飛び交った撃ち合いを6-3で制したアルビS。リーグ戦は残り4試合で2位タンピネスとの勝点差を「6」とし、優勝に向けて大きな一戦を制しました。次節は8月3日にアウェイでゲイランインターナショナルと対戦する。

【日時】
2023年7月28日(金)19:45キックオフ

【対戦相手】
タンピネスローバーズFC

【会場】
ジュロンイーストスタジアム

【スコア】
アルビレックス新潟シンガポール:6
タンピネスローバーズFC: 3

■次節の予定
2023シンガポールプレミアリーグ MD24(アウェイ)
2023年8月3日(木) 19:45キックオフ
VS ゲイランインターナショナルFC
@アワタンピネスハブ

By サッカーキング編集部

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